湯藤善行オフィシャルブログ 「湯党」 ~This is YUTO-style~

腹を割って話しませんか?

腹を割って話しませんか?#1[前編]

―本日はお集まりいただきありがとうございます。今日は普段はなかなか聞きづらい、言いづらいようなことまで、建前なしの本音でお話しできる機会にしたいと思います。学生のお二人も、せっかくの機会ですから気兼ねなく何でも聞いてください。それではよろしくお願いします。

 

[一同] よろしくお願いします。

―それでは、学生のお二人が聞いてみたいことを用意してくれました。さっそくぶつけてみてください。

 

[学生] いきなり漠然とした質問かもしれませんが…。将来、社会人として活躍するためにはどうすればいいのでしょうか?

 

[湯藤] 社会で活躍すってことは、どれだけ人を魅了できるかに尽きるんですよ。そのためにはどれだけ人とは違う経験ができるかが大切です。何というか、経験によって人に凹凸ができるというイメージですね。皆さんの周りの人たちっていうのは、その凹凸に手をかけてきます。いかにその凹凸に手をかけて、登りたいと思ってもらえるかが、社会で活躍するための条件じゃないでしょうか。その凹凸が増えた分だけ人は幸せを掴む確率が上がると思います。

 

[学生] 湯藤社長はそのためにどんな事を心がけていましたか?

 

[湯藤] そうですね、私の場合はとにかく遊ぼうと思いました。それは学生時代もそうですし、社会人になってからもです。特に若手の頃なんかは、人生のためにも仕事のためにも、思いっきり遊びました。だからアフター5で遊びにっても、終電で帰るなんてことはなかったですね。あとは夜中にBBQしに行って、そのまま帰ってすぐに出社するなんてこともありましたし、仕事帰りにスノボをしに行くなんてこともありましたよ(笑)。

 

[学生] すごいですね…(絶句)

 

[湯藤] すごいというか、知ろうと思えば知れるようなことを知らないっていうのは、自分の努力不足だと思うんです。だからお店選びの時も、積極的に知らない店ばかり選んでましたし。何事も知らないよりは知っていた方が、絶対にあった方が良いんですよ。あ、でも警察沙汰とかそういうのは別ですよ?(笑)。だからあの頃できなかったことと言えば、どうしてもお金が無いとできない事くらいですかね。でも無いなら無いで、できることもたくさんあると思います。

 

[学生] それって学生のうちは良いですけど、社会人になってもできるんですか?仕事に支障が出るっていうか…。

 

[湯藤] もちろん楽ではないですよ?(笑)。でも仕事に支障をきたすっていうのは社会人として、プロとしてダメですよね。当然それだけ遊んでれば、周りからもどれだけ遊んでんだよってなりますし。だからその分、成果が必要になります。ただ逆に言えば成果を出していれば、誰も何も言えなくなるわけです。そうやって自分にプレッシャーをかけるわけですよね。周りにも自分にも負けたくないですから。

 

[学生] そうですよね…。成果を出せばという事ですよね…。

 

[湯藤] ただ不思議なもので、仕事とプライベートってどちらかがうまくいけば、両方上手くいくんです。仕事がうまくいってるなーって思う時はだいたいプライベートも上手くいってますし、仕事がうまくいってない時はプライベートもいまいち。だから何か上手くいかないなって時はどちらかを頑張るんです。部下にも仕事がうまくいかない時ほど遊べって言いますし、プライベートがうまくいかない時ほど仕事しろって言いますね。

 

[学生] そういうものですか???

 

[湯藤] そうだと思いますよ。特に女性は男性にはない高性能なレーダーみたいなものを持っていますから。仕事を一生懸命頑張っていると、自然にモテます。逆にモテようとすれば、自然と仕事にも気合が入って相乗効果が生まれるという具合ですかね。だから上手くいっていない方を本気で頑張ることが重要だと思います。ただ注意が必要なのは、自分にとって都合のいい人ばかりからちやほやされて、モテていると勘違いしてしまったらおしまいです。

 

[学生] なるほど。意識したこともなかったので、意識してみようと思います!

 

―お恥ずかしながら、社会人を7年やっていてもその発想はなかったです()。それではせっかくなので、どんどん質問をしていきましょう!

 

[学生] はい!インターンシップをしていて気になったんですが、結果と過程ってどちらが大事なのでしょうか?

 

[湯藤] それはハッキリと言ってしまえば答えがないですね。どんな場合かによります。ただ一つ言えることは、仕事である以上、会社に利益を出さなくてはいけません。給料をもらうわけですから、それは絶対的な優先事項だということです。ちなみに今おっしゃっているのは、どのようなシチュエーションでしょうか?

 

[学生] 会社の方針として「このやり方でやろう」っていうのがあるんですけど、あまり自分には納得ができない。そんな時にどうすれば良いのかなと。納得できる方法でやった方が成果が出ると思いますし、納得できない事をやってもモチベーションが上がらないと思うんです。そんな時にどちらを優先すればよいのかと。

 

[湯藤] なるほど。それで言えば、まずは会社の方針をやりきる事ですね。前提として、組織で働いているわけですからね。そこで大切なことは、会社の方針を全力でやりきる事です。まず与えられたことを全うすることは前提としても、その方法が正しいかどうかに関しては議論の余地があるはずです。だからしっかりとやりきった上で、プラスアルファの行動をする必要があります。その結果、自分のやり方が正しいと思えば、納得いくまで話し合うべきでしょう。

 

[学生] 確かにそうですね。ただ、そうすれば聞いてもらえるものでしょうか?実際に営業のロールプレイングを行ったんですが、決して論点を外していると思えない提案を、頭ごなしに否定されました。そういう状況なので、とても聞いてもらえるとは思えないんです…。

 

[湯藤] 正直な感想を言わせてもらいますね。確かに面白い提案だと思いますが、みんなを納得させらるための議論がなされてないと思うんです。一生懸命なのは伝わるのですが、それが情熱ではなく意地を張っているように見えるんです。自分の意見に賛同してくれる人を探すのではなく、全員に賛同してもらえるように準備することが大切だと思います。もし全員が納得してくれないのであれば、自分が納得させるだけの要素を集められていないという事で、どうすればみんなが納得してくれるのかを考えなくてはいけません。情熱をもって本気で考えている人は、もっと本気で考えているし、もっと準備をしています。そこまでやって初めて周りに情熱が伝わるのではないでしょうか。ただ、意地だったとしても無いよりは良いですけどね!意地を通せば情熱になることもありますから。

 

[学生] いくら情熱を持って話しても、伝わらない事ってないですか?

 

[湯藤] どうでしょうね(笑)。でも熱意を伝えるストーリーを設計してみて、それでも届いていないのであれば、結果として熱意が足りていないのではないでしょうか。やはり常に自問自答する事です。それはなんで理解してくれないんだろう。ではなくて、なんで自分が理解させられないんだろうという方向にです。とにかく自責で考えた方が良いでしょう。

 

[学生] なるほど、自責ですね。湯藤社長はいつからそんな風に考えているんですか?

 

[湯藤] んー、いつからでしょうね?(笑)。気付いたら常に冷静ではありました。俯瞰というのか、物事を斜めに見る癖があるのかもしれないですね。強いて言えば、数々の場面を経験してきて、失敗したことが多いからなのかもしれないです。だから今の自分があるのは間違いないですし、それが答えですかね。

 

[学生] やっぱり様々な経験をすることは大切だという事ですね。

 

[湯藤] それはそうでしょうね。学生時代にやっていた野球もサッカーも常にキャプテンのような立場にいたので、必然的に人がどうやったら動くかというのは考えていたというのもあります。その中で人のせいにばかりしていたら、自分が成長しないんだと気付いたのかもしれないです。常にベストを上回るベストをイメージして、それを越えていくということに喜びを覚えるという精神構造なんでしょうね(笑)。

―前編完。以後、後編に続く。